
とにかく子宮が悪かったんです。
― 生理痛、月経過多、子宮筋腫、子宮腺筋症、高度異形成に苦しめられた婦人科疾患の話 ―
いつもピッタリキッカリ28日周期でやってくる生理。
ほんっとーーーーーーーーーーーーに毎回毎回、初日からとにかくお腹が痛い。
ズキズキする場合もあれば鈍痛もあり。
だるい。
経血量も1日目から4日目くらいまで多い。
特に1日目~3日目は、2時間に1回はナプキンを変えないと漏れる。
まいっっっっっかい安定して漏れる。
2日目でも余裕!みたいなナプキンのCMは嘘だと思っていたくらい。
夜用でも数時間でまっか。
夜は毎度のことながらシーツは血まみれで、ある日履くおむつタイプのナプキンみたいなものが出てドラッグストアで特大のガッツボーズしたくらい。
しょっちゅう変えるからもちろんナプキン代だってハンパじゃなかったです。
生理中は黒いボトム一択。
なぜなら、過去に制服やデニムをそれで汚してきたから。
中学の時、血が漏れて椅子にお尻の形で付着、どうやって周りにばれないように掃除するか?を泣きそうになりながら頭をフル回転して考えた記憶があります。
生理=恥ずかしい、男子にばれたくないと思っている中学生には誠に辛い経験でした。
もちろん、学校は早退しました。
それでも結局最初からこんな状態だから、自分では何の疑いも持たなかったのは確か。
特に不安に感じることもなく、嫌だな、なんでこんなになるんだろうなと思っていました。
高校生になっても生理の状態は相変わらず。
高校は片田舎だったので、自転車通学していたのですが、生理の時は本当によく血が漏れてサドルについちゃってねぇ・・・
さすがに中学で学んだので、高校で制服は汚したりはなかった記憶ですが、毎月学校休みたかった記憶はある。
そして母に何度言われてもかたくなに守り抜いた、ミニスカートに素足にルーズソックス。
今ならわかる。
「冷えは大敵」だってことを。
そんなある日、生理と生理の間で不正出血が続いたため、初の産婦人科へ。
当時高校生だった私は、よくわかっていなかったのもあり、近所で評判がいいらしいと聞いた産婦人科に勇気を出して行ってみた。
病院に行ったら妊婦さんばかり。
その中に制服を来た私。
たくさんの妊婦さんからものすごい視線を感じたので、みなさん私が訳ありだと思っていたんでしょう。
実際ワケはあったし、ワケはあったから病院に行ったのですが。
症状を話し、初の例の診察台へ。
それはそれは嫌だったけど、仕方なし。
結果、様子を見ましょうということで、特に何もなし。
不正出血しても放置してしまってたのは言うまでもなし。
大学生の時、生理痛のひどさと不正出血し、近所の総合病院の産婦人科へ。
初診でいきなり細胞診。
無知がゆえ、いきなりの細胞診のおかしさにも気が付かず。
今だったらわかる。きちんと調べて病院に行くべき、と。
結果、当時のお医者さんからなんでもないと診断された記憶です。
25歳くらいの時、生理でもないのに内側から子宮を引っ張られるような痛みが1週間程度続いたため、会社の近所の病院へ。
たまたま名医についていた先生がその日の担当で、よく調べたほうがいいとのことで、その名医のいる大学病院へ。
細胞診もした結果、高度異形成であるとの診断。
子宮頚がんの手前となる高度異形成。
ただ、がんという単語が頭をぐるぐるし、「自分が癌である」という事実を突きつけられたことで、まさにガーーーーーーーーンでした。
(しょーもないこと言ってごめんなさい)
その後、円錐切除術を受ける。人生初手術。
手術時間は15分程度だったが、全身麻酔を手の甲から打たれ、痛さのあまり初対面の麻酔担当医にガンギレしました。
あの時の麻酔担当医様、その節は誠に申し訳ございませんでした!
そして看護師さん数名に押さえられ麻酔で即寝かされ手術。
手術終了後、数時間病室のベッドで寝て、その日のうちに帰宅。
術後の検診で、生理痛のひどさと経血量から、低用量ピルをすすめられました。
当時の私は喫煙者だったため、薬との相性が悪く悩みましたが、生理が軽くなるならばと服用を開始。
その後10年以上飲んでいましたが、病院がとにかく待つので行くことが面倒になり、先生に相談し服用をやめました。
ピルをやめる前に、子宮頸がんワクチン・ガーダシルの接種完了。
その後名医がご自身の病院を持ち、そちらに通っていました。
その先生は、お1人で患者様に向き合っていて、初めて医師から自分の病気をまず知ること、そしてそれがどういう症状をもたらすか、何を摂取したらダメなのかまで教えていただきました。
ただ、名医ゆえ、とにかく病院はいつも混んでいた!
同じ悩みを抱えた患者さんがこんなにいるということも、あの病院で初めて意識しました。
やはりどうにもこうにも待つのがどうしてもいやだったため、他の婦人科を求めて転々としました。
ある婦人科で筋腫が大きくなっていると言われ、手術のため大きな病院の紹介状を書いてもらい、いざ東京医科歯科大病院へ。(現:東京科学大学病院)
検査を重ねたところ、子宮筋腫だけでなく、子宮腺筋症、チョコレート嚢胞も取り揃えていたことがわかりました。
子宮腺筋症は子宮全摘出ならばということだったのですが、当時30代後半だった私はさすがに躊躇。
子宮腺筋症の手術ができる病院をさがすことにしました。
病院の先生に相談したり、友人に聞きまくったところ、茨城にある霞ヶ浦医療センターが子宮腺筋症の先進医療をしているとのこと。
予約をすべく電話するも、週に1度1時間のみの電話受付。
この世代ならわかる、チケットぴあ状態で全然つながらず・・・
あまりにも電話がつながらないこともあり、あきらめて2018年に腹腔鏡手術で子宮筋腫を摘出。
1kg程度の筋腫がとれたとのことでした。
(続きます)
※ちなみに「子宮腺筋症」と「卵巣チョコレート嚢胞」とは?
■ 子宮腺筋症
子宮の内側にあるはずの子宮内膜に似た組織が、子宮の筋肉の中に入り込んでしまう病気です。
生理のたびにその組織も反応して炎症や出血を起こすため、子宮自体が大きくなり、強い生理痛や大量出血を引き起こします。
「出産経験のある40代に多い」と言われることもありますが、私はそうではありませんでした。
とにかく痛い。重い。だるい。
そして経血量が異常。
“普通の生理”だと思って長年耐えていましたが、今思えば全然普通じゃなかったんですよね。
■ 卵巣チョコレート嚢胞
子宮内膜症の一種で、本来子宮の内側にあるはずの“子宮内膜”に似た組織が卵巣の中にできてしまう病気です。
生理のたびに卵巣の中で出血を繰り返し、古い血液がたまっていくことで、チョコレートのような色になることから「チョコレート嚢胞」と呼ばれています。
生理痛がひどくなったり、下腹部痛、不正出血、排便痛などが出ることもあり、進行すると不妊の原因になることもあります。
私の場合は「そんなに色々取り揃えなくても…」という状態でしたが、あとから思えば、生理痛の重さは“体質”だけではなかったのだと思います。
できることを、自分のために。
甘やかすのは、自分でいい。
今の私が「手間なくできること」として取り入れているのが、
ふくらはぎを温める習慣です。
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